結核診査協議会の実際的な運用に関する提言
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概要
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結核診査協議会 (以下, 診査会) は1951年に設置されて以来, 結核予防法を通してわが国の結核医療水準の向上と適正医療の普及に大きく寄与してきた。設置当時は長期治療でX線所見重視の時代であったが現在では短期治療で菌所見重視の時代となり, 疫学的様相も大きく変貌したことを背景に患者管理の考え方も著しく変化した。一方結核専門医の減少, 一般医師の結核離れ, 保健所の結核管理機能の低下もあり, 今日的な結核対策の理解も混乱し診査会の対応にも格差が生じている。全国の診査会が可能なかぎり統一基準でup to dateの運用がなされればわが国の結核対策にとって大きな利益がもたらされるであろう。以下診査会における34, 35条申請の取り扱い方, 適正医療の普及のための助言, マル初, 病型判定, 非定型抗酸菌陽性例, 肺外結核についてその対応上統一できればと思われる各論的な事項を述べ提言とした。
- 日本結核病学会の論文
- 2003-02-15
著者
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