最近の教室における良性疾患の臨床的観察-歯原性角化嚢胞-
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概要
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Odontogenic keratocyst was introduced by Philipsen in 1956 and described some of its clinical, radiological and microscopic features. This cyst has a thin wall characterized by keratinizing epithelium. Odontogenic keratocysts were of interest to the oral surgeon because of their tendency to recur and because they may possess a neoplastic potential. A total of 20 odontogenic keratocyst cases in the Second Department of Oral Surgery, Kyushu Dental College Hospital, during 1979 to 1983, were clinically analysed. The following results were obtained:<BR>1. A series of 20 cases of odontogenic keratocyst were reported. Its incidence was seen in 0.3% of outpatients, in 8% of cystic disease and in 16.7% of odontogenic cyst.<BR>2. The odontogenic keratocyst in the majority of the 20 cases was located on the mandible, especially on the mandibular molar region and ascending ramus.<BR>3. Of the 20 cases, 15 (75%) were between 20 and 40 years of age (average 37.7 years) and half were males.<BR>4. The complaint most commonly reported was a bony, hard swelling. The recorded known duration showed a range of 6 months.<BR>5. 14 cases (70%) had radiologically unilocular appearance and 6 cases (30%) were multilocular appearance. 8 cases (40%) appeared as dentigerous cyst, in that the crown of an unerupted tooth was associated with the cyst cavity. In only 2 cases (10%), there was radiological evidence of resorption of the roots.<BR>6. This series was found histopathologically to be: in 8 cases (40%) of the odontogenic keratocyst, there was rete peg, and in 6 cases (30%), there was inflammation of connective tissue in the cyst wall. In 5 cases (25%), the basal cell layers showed budding-like proliferations suggestive of dental lamina structure. On only 2 cases (10%), there was a daughter cyst, and in only 1 case (5%) there was a small island of odontogenic epithelium.<BR>7. Treatment was performed mostly by total enucleation of the lesion.
- 社団法人 日本口腔外科学会の論文
著者
-
原田 英治
九州歯科大学口腔外科学第2講座
-
黒川 英雄
九州歯科大学 健康促進科学専攻生命科学講座口腔病態病理学分野
-
児玉 高広
九州歯科大学口腔外科学第二講座
-
鳥羽 英紀
九州歯科大学口腔外科学第2講座
-
大坪 充寛
九州歯科大学口腔外科学第2講座
-
太田 俊一
九州歯科大学口腔外科学第2講座
-
梶山 稔
九州歯科大学口腔外科学教室第2講座
-
矢野 茂良
九州歯科大学口腔外科
-
山中 富士夫
九州歯科大学口腔外科学第2講座
-
児玉 高広
九州歯科大学口腔外科学第2講座
-
梶山 稔
九州歯科大学口腔外科学教室
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