若干の細菌のフォスファターゼ活性とBacillus megateriumにおける “repression” について
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概要
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(1) 栄養要求の比較的簡単な14菌種のintact cellによるacid及びalkaline phosphatase活性を調べた.その結果,菌種間による活性の相違は著しく,特にxanthosine蓄積能を有するA. aerogenes P-14株の両酵素活性は著しく強力であった. (2) B. megateriumのalkaline phosphatase活性は,培地中の無機燐酸塩濃度が高くなると著しく低下することから, E. coli, B. subtilisの同酵素で認められている.無機燐酸塩によるrepressionを受けるものと推定した. (3) B. megateriumの同酵素活性について二,三の検討の結果,及びphosphataseと核酸関連物質の蓄積に関して考察した.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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