Late phase II clinical test of irinotecan hydrochloride (CPT-11) for squamous cell carcinomas and malignant melanomas.
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A late phase II study of CPT-11 was conducted to evaluate for antitumor activity and safety in patient with squamous cell carcinoma of skin (SCC) and malignant melanoma (MM) by 22 multi-institutional study group in Japan. Forty-two patients in SCC and 38 in MM were enrolled from June 1990 to November 1992. Patients were administered at a dose of 100 mg/m2 weekly by intravenous infusion.The characteristics of 41 eligible patients with SCC were median age: 67 yr. (43-86), male/female: 31/10, P.S. 0-1/2-3: 35/6, no prior therapy: 27. Thirteen patients including 2 complete responses (CRs) responded to CPT-11. The response rate was 39.4% (13/33) . Two CRs were confirmed histologically. Out of 11 partial responses (PRs) 7 was able to resect completely tumor site after the treatment. Antitumor activity was observed not only in primary site but also in distant metastases such as lungs and lymph nodes.The characteristics of 35 eligible patients with MM were median age: 55yr. (29-81), male/female: 20/15, P.S. 0-1/2-3: 32/3, prior therapy: 30 (chemotherapy 26) . Three patients were achieved PR for a response rate of 9.4% (3/32) . Out of them 2 were recurrence patients with lung metastases, having received prior chemotherapy, DAV.Major adverse reactions were nausea/vomiting, diarrhea, anorexia, leukopenia and anemia for the incidence (≥ grade 2) of 47.4% (36/76), 36.8% (28/76) and 52.6% (40/76), 56.6% (43/76) and 26.3% (20/76), respectively. These adverse reactions were well tolerable and reversible. It was thought that CPT-11 should be given carefully after confirming laboratory data and patients conditions.Inconclusion, CPT-11 is very effective against SCC, but less effective against MM in this study. Further clinical studies of CPT-11 combined with other agents are warranted.
著者
-
小川 暢也
愛媛大学医学部薬理学教室
-
大塚 藤男
筑波大学皮膚科
-
山本 昇壮
広島大学皮膚科
-
小川 暢也
愛媛大学医学部薬理学
-
荒田 次郎
岡山大学皮膚科
-
池田 重雄
埼玉医科大学皮膚科学教室
-
斎田 俊明
信州大学皮膚科
-
中嶋 弘
横浜市立大学
-
柳川 茂
埼玉県立がんセンター皮膚科
-
大浦 武彦
北海道大学形成外科
-
野中 薫雄
琉球大学皮膚科
-
石橋 康正
東京大学皮膚科
-
松中 成浩
和歌山県立医科大学医学部皮膚科学
-
堀 嘉昭
九州大学皮膚科
-
高橋 久
帝京大学皮膚科学教室
-
森 俊二
岐阜大学皮膚科
-
高橋 誠
札幌医科大学皮膚科
-
北村 啓次郎
埼玉医科大学総合医療センター皮膚科
-
大浦 武彦
北海道大学
-
森嶋 隆文
日本大学皮膚科学教室
-
大原 国章
虎の門病院皮膚科
-
田口 鐵男
大阪大学
-
石原 和之
国立がんセンター中央病院皮膚科
-
玉置 邦彦
山梨医科大学皮膚科
-
島雄 周平
鳥取大学皮膚科
-
松中 成浩
和歌山県立医科大学皮膚科
-
松中 成浩
和歌山県立医科大 学皮膚科学教室
-
森嶋 隆文
日本大学皮膚科
-
北村 啓次郎
埼玉医科大学医療センター皮膚科
-
高橋 久
帝京大学皮膚科
-
池田 重雄
埼玉医科大学 皮膚科学教室
-
石原 和之
国立がんセンター中央病院
-
柳川 茂
埼玉県立がんセンター
関連論文
- 複雑性尿路感染症に対する Pazufloxacin mesilate (T-3762) と Ceftazidime (CAZ) の比較試験
- 急性心不全に対するNKH477注射剤の臨床的有用性の検討 : 多施設共同第3相二重盲検比較試験
- SH/TA-508臨床第II相試験: 心臓領域における至適用量の検討
- 複雑性尿路感染症に対する pazufloxacin と ofloxacin の二重盲検比較試験
- 慢性気道感染症に対するTazobactam/PiperacillinとPiperacillinの薬効比較試験成績
- 細菌性肺炎に対するTazobactam/PiperacillinとPiperacillinの薬効比較試験成績
- 182 アトピー性疾患患者におけるIL-13の機能性遺伝子多型の解析
- 心理ストレス潰瘍の実験モデル : Communication Box の適用 : 第7回日本心身医学会中国四国地方会演題抄録
- 心理ストレス潰瘍の実験モデル : 治癒過程の内視鏡的観察 : 第7回日本心身医学会中国四国地方会演題抄録
- 攻撃性の実験モデル : 敵意と不安に対するβ-遮断薬の効果 : 第7回日本心身医学会中国四国地方会演題抄録
- 攻撃性の実験モデル : 母性攻撃発現における配偶者の役割 : 第7回日本心身医学会中国四国地方会演題抄録
- 攻撃性モデル:エソロジカル・アプロ-チ (精神医学における病態モデル)
- 攻撃-被攻撃の病態モデル(第22回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- IIA-37 攻撃-被攻撃の病態モデル(精神生理(その1))
- 複雑性尿路感染症に対する Tazobactam/Piperacillin (TAZ/PIPC) と Piperacillin (PIPC) との比較試験
- ハンセン病患者の2例
- 複雑性尿路感染症に対する Pazufloxacin 注射薬の用量検討試験
- 超音波造影剤SH/TA-508の第II相試験 : 腎領域における至適用量の検討
- 胃・十二指腸潰瘍に対する抗不安薬(Alprazolam), 抗潰瘍薬 (Gefarnate) ならびにその併用療法の効果の比較 : 二重盲検法による検討
- 向精神薬Mexazolam(CS-386)の心身症・神経症に対する臨床評価 : Oxazolamとの二重盲検比較試験
- Nocardia rubra CWSによる肺癌免疫療法 : 大阪地区のcontrolled randomized study
- ステップワイズ重回帰分析を用いた悪性黒色腫の予後因子の解析
- 超音波造影剤SH/TA-508の肝腫瘍に対するドプラシグナル増強効果の検討 : 臨床第II相試験
- 原発開放隅角緑内障および高眼圧症に対するAG-901点眼液の第III相臨床試験 : マレイン酸チモロール点眼液0.25%を対照薬とした二重盲検比較試験
- 原発開放隅角緑内障および高眼圧症を対象とするAG-901点眼液の後期第II相試験 : 至適用量設定試験
- 血管肉腫の治療
- 線維柱帯切除術後炎症に対するジクロフェナクナトリウム点眼液の臨床効果 : リン酸ベタメタゾンナトリウム液を対照とした比較試験による検討
- 顎関節症に対するNK-433(中枢性筋弛緩剤)の臨床的有用性の検討 : 第1報:臨床第II相試験
- 原発開放隅角緑内障および高眼圧症に対するKT-210の第III相比較臨床試験 : 0.5%マレイン酸チモロール点眼液との多施設共同二重盲検群間比較試験
- 原発開放隅角緑内障および高眼圧症に対するAG-901点眼液の第III相臨床試験 : マレイン酸チモロール点眼液0.25%を対照薬とした二重盲検比較試験
- ChronopharmacologyとDDS(drug delivery system)
- 複雑性尿路感染症に対する Tazobactam/Piperacillin (TAZ/PIPC) と Sulbactam/Cefoperazone (SBT/CPZ) との比較試験
- 原発開放隅角緑内障および高眼圧症を対象とするAG-901点眼液の後期第II相試験 : 至適用量設定試験
- アレルギー性結膜炎および春季カタルに対するR50547 (Levocabastine Hydrochloride) 点眼薬の臨床評価 : Sodium Cromoglicate 点眼薬を対照薬とした単盲検比較試験
- アレルギー性結膜炎および春季カタルに対するR50547 (Levocabastine Hydrochloride) 点眼薬の臨床評価 : 無作為割付による点眼回数(1日2回と1日4回)の比較
- アレルギー性結膜炎に対するR50547 (Levocabastine Hydrochloride) 点眼薬の臨床評価 : 0.025%および0.05%濃度による二重盲検比較試験
- 急性心不全に対するNKH477注射剤の臨床的有用性の検討 : 多施設共同第3相二重盲検比較試験
- 顎関節症に対するNK-433(中枢性筋弛緩剤)の臨床的有用性の検討 : 第2報:臨床第III相試験
- 腰痛性疾患・頸肩腕症候群・肩関節周囲炎に対するTS-110の第III相試験成績 : ジクロフェナクナトリウムを対照薬とした二重盲検比較試験
- 22.神経性食思不振症の動物モデルの開発 : 回転カゴを用いたActivity Stress法による試み(第16回日本心身医学会中国・四国地方会演題抄録)
- 7.ラットにおける"うつ病モデル"の研究 : 慢性ストレスと学習性無力の要素を含む条件の検討(第16回日本心身医学会中国・四国地方会演題抄録)
- 6.うつ状態の動物モデルの開発 : スキナー・ボックス法による長期の回避困難な状況下におけるラットの対処行動の特性(第16回日本心身医学会中国・四国地方会演題抄録)
- 22.IBS病態モデルの開発 : コミュニケーション・ボックス法による社会的心理ストレス負荷マウスの消化管運動に対するBuspironeの作用(第15回日本心身医学会中国・四国地方会演題抄録)
- 21.回避不能な電撃ショック体験に基づくラットの不動状態の病態モデルとしての特性(第15回日本心身医学会中国・四国地方会演題抄録)
- II-E-25 長期の逃避困難な状況設定によるうつ病モデルの特性(基礎II(精神薬理・神経化学))
- II-B-53 給餌制限下に回転かごケージ飼育されたラットの行動特性 : Anorexia Nervosaの病態モデル(心身症の実験モデル)(一般口演)
- II-B-52 同種間の情動の伝播を利用した純心理的手法による消化性潰瘍モデル : Communication Box法の確立(心身症の実験モデル)(一般口演)
- 神経症・心身症の病態モデルの時間生物学的側面 (精神医療・医学の今日的課題-3-) -- (生体リズム(シンポジウム-5-))
- 長期競争摂食下にみられる性周期消失の意義(精神生理)
- Activity-stressによる消化性潰瘍と免疫不全症発生との関係(精神生理)
- 4.実験神経症の研究(III) : 競争的摂食により惹起される生体リズムの変化(第17回日本心身医学会九州地方会 演題抄録)
- 3.実験神経症の研究(II) : 競争的摂食により惹起される行動変容の特性(第17回日本心身医学会九州地方会 演題抄録)
- ストレスによる生体変化--実験心身医学 (ストレスを科学する--メカニズムと最近の話題)
- 医薬品の臨床試験 (薬を考える)
- 時間薬理を考える. (特集 時間薬理の治療への応用) -- (時間治療へ向けて)
- 抗不安薬の作用機序 (抗不安薬の臨床-使い方と問題点)
- 司会のことば(ストレスの基礎と臨床)(第27回日本心身医学会総会)
- 佐々木大輔編, 「過敏性腸症候群-脳と腸の対話を求めて-」, B5判, 197頁, 定価5,250円, 2006年, 中山書店
- 世界の心身医学の動向と21世紀への展望
- 世紀の節目
- 手術後疼痛・外傷後疼痛に対するTS-110の薬効評価 : ロキソプロフェンナトリウムを対照薬とした二重盲検比較試験
- II) 心身症の病態モデル
- Quality of Lifeからみた肺腺癌の免疫化学療法
- ケラチンの免疫組織化学染色パターンが Bulge Area に一致した Trichoblastic Fibroma
- ミノサイクリンの局所的応用による歯周炎治療法軟膏基剤との二重盲検比較試験
- 複雑性尿路感染症に対するpazufloxacinの用量検討試験
- 複雑性尿路感染症に対する Tazobactam/Piperacillin (TAZ/PIPC) の用量検討試験
- 協同と競争の精神生理学
- 女性の情動変動の時間生物学的基礎
- II-B-62 単独隔離飼育と薬物効果 : 慢性心理的ストレス時におけるtheophyllineの急性毒性(精神薬理)(一般口演)
- I-B-7 Theophyllineの急性毒性に及ぼす心理的ストレスの影響 : 急性ストレスと慢性ストレスの比較(1.精神生理)
- SII-1 動物モデルの検討(Panic Disorderをめぐって)
- 「不安と心身症」研究法(不安と心身症第22回日本心身医学会総会シンポジウム)
- 薬効評価
- 心身症の薬物療法-理論と実践-司会のことば-(心身症の薬物療法-理論と実践)
- 司会のことば(心身症の疾患モデル)(第18回日本心身医学会総会)
- 超音波造影剤SH/TA-508の臨床第III相試験 : 脳血管領域における共同研究の成績
- SH/TA-508臨床第二相試験 : 脳血管領域における成績
- ストレス潰瘍の発生および治癒過程に対する抗不安薬の効果:内視鏡観察の適用
- 敵意と不安に関する薬理学的および動物習性学的研究 ―向精神薬の影響について―
- 敵意と不安に関する薬理学的および動物習性学的研究 ―エチルアルコールの影響について―
- 悪性黒色腫に対する陽子線療法の試みについて
- 経管栄養時の乳糖不耐による下痢に対するS-2107の臨床評価 : 多施設二重盲検法によるガランターゼ散との比較試験
- 下顎埋伏智歯抜歯後疼痛に対する鎮痛剤 (156-S) の臨床評価 : 多施設二重盲検比較試験
- 比例ハザードモデルを用いた悪性黒色腫の予後因子の検討
- Subtotal integumentectomy を施行した in-transit 転移を有する悪性黒色腫の4例
- Late phase II clinical test of irinotecan hydrochloride (CPT-11) for squamous cell carcinomas and malignant melanomas.
- IIA-SII-8 「不安と心身症」研究法(II不安と心身症)
- Eccrine Porocarcinoma : DAPI顕微蛍光測光法による細胞核DNA量解析
- 比例ハザードモデルを用いた悪性黒色腫の予後因子の検討
- 悪性黒色腫細胞核DNA量の標準偏差, 変動係数の予後因子的意義について
- 日光角化症に生じ, 免疫組織化学染色にて悪性外毛根鞘腫と考えられた1例
- ω-Aminoalkoxybenzene誘導体2-(4-Methylaminobutoxy)diphenylmethane hydrochloride(MCI-2016)の条件情動刺激負荷時の胃粘膜損傷に及ぼす影響
- Survival time analysis of patient ofmalignant melanoma taking account of QOL (quality of life).
- Randomized comparative study of sodium hyaluronate (SPH) on periarthritis scapulohumeralis.
- 前立腺癌の皮膚転移-1症例の報告および筑波大学における内臓癌皮膚転移の統計的観察-
- 巨大腫瘤を呈した熱傷瘢痕有棘細胞癌
- 日光角化症に生じ, 免疫組織化学染色にて悪性外毛根鞘腫と考えられた1例
- Prognostic significance of standard deviation and coefficient of variation of DNA quantity of malignant melanoma cell nucleus.
- 筑波大学皮膚科における悪性黒色腫の統計的観察ならびに予後に関する検討