高純度リン酸中の微量ケイ素のイオン交換分離定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高純度リン酸中の微量のケイ素を陰イオン交換樹脂により分離し,モリブデン酸により比色定量する新分析法を研究した.リン酸中のケイ素をフッ化ナトリウムによりケイフッ酸イオンとし,この錯イオンをDowex 1,×8カラムに吸着させ,硫酸ナトリウムーフッ化水素酸混合溶液を溶離液として,まず,リン酸イオン,次にケイフッ酸イオンを溶離させる.<BR>従来,リン酸の最大許容濃度(重量比)はPO<SUB>4</SUB>:SiO<SUB>2</SUB> = 100:1であったが,この方法によりPO<SUB>4</SUB> : SiO<SUB>2</SUB> = 20,000 : 1までが定量可能となった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
関連論文
- 高速液体クロマトグラフィーによる生薬分析 : オウレン, オウバク
- イオンクロマトグラフィー
- 12クロマトグラフ分析
- 窯業とX線分析
- 9 X線分析
- カセイソーダ中のカルシウム,マグネシウムの定量 : 選択吸着樹脂の分析化学への応用(第2報)
- 濃厚食塩溶液からカルシウム,マグネシウムの分離ならびに定量法 : 選択吸着樹脂の分析化学への応用(第1報)
- ロール素練りによるクロロプレンゴムの分子量分布の変化
- クロロプレンゴムの素練りによるムーニー粘度の低下
- 高純度リン酸中の微量ケイ素のイオン交換分離定量
- ネオプレンWRT分別物の線形粘弾性測定
- ポリクロロプレン分別物の毛細管流動特性
- ポリクロロプレン〜ガラスビーズブレンド系の毛細管流動特性
- タイトル無し