ネオプレンWRT分別物の線形粘弾性測定
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概要
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ネオプレンWRTの分別物について, 転移領域では動的損失弾性率を, 終端領域ではずりの緩和弾性率を測定し, 幅広い時間域にわたる緩和スペクトルを得て, 線形粘弾性各量に及ぼす分子量および分子量分布の影響を検討した.合成曲線を作る際に得られる移動係数はWLF式に従い, その時のガラス転移温度は-50℃であった.そして緩和弾性率曲線を積分して求められる定常流粘度ηと重量平均分子量<I>M<SUB>w</SUB></I>との間にはη=<I>M</I><SUP>4</SUP><SUB><I>w</I></SUB>×10<SUP>-14</SUP> (25℃) が分子量分布によらず成り立つこと, また絡み合いを作るに必要な臨界の分子量<I>M<SUB>cr</SUB></I>を緩和スペクトルを用いたFerryらの方法により評価したところおよそ32,000であることなどの結果が得られた.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
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