テトラシアノニッケル錯体と銀の置換反応を利用する微量銀の迅速光度定量
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概要
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Silver ion reacts with tetracyanonickelate to form dicyanoargentate. The substitution reaction proceeds quantitatively by the following equation.<BR>Ni(CN)<SUB>4</SUB><SUP>2-</SUP>+2Ag<SUP>+</SUP>→Ni<SUP>2+</SUP>+2Ag(CN)<SUB>2</SUB><SUP>-</SUP><BR>The stoichiometrically released nickel ion then reacts with 4 (2-pyridylazo) resorcinol (PAR) forming Ni-PAR chelate which shows absorption maximum at 496 mμ. A molar extinction coefficient of Ni-PAR chelate is 7.30×10<SUP>4</SUP>. The micro amount of silver in concentration of 5.00×10<SUP>-6</SUP> 1.95×10<SUP>-5</SUP>mol/<I>l</I> can be indirectly determined by measurement of the absorbance at 496 mμ.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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