リングバーナーを用いる吸収管法と抽出法との併用によるケイ酸塩中のカドミウムの原子吸光分析
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概要
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リングバーナーを用いた吸収管法とAmberlite LA-1によるカドミウムの抽出法とを併用してケイ酸塩中のカドミウムの定量を試みた.<BR>使用分析線はCd 2288Åで,ガス圧および抽出条件などについて最適条件を決定した.検量線は0.005ppmから0.025 ppmまでほぼ直線で,感度は0.00035 ppmであった.<BR>試料は硝酸とフッ化水素酸で分解したのち臭化水素酸塩としてAmberlite LA-1に抽出後, 0.6<I>N</I>過塩素酸溶液で逆抽出して測定した.数種の標準試料および米国岩石標準試料による正確度および回収率は満足すべきものであった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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