ヒートパイプのウイック中における作動液分布の測定
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概要
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角型および円筒型の二つの型式のヒートパイプのウイック中における作動液の分布におよぼす以下の四つの因子の影響について実験的に検討した.<BR>(1) ウイック材料, (2) 加熱量, (3) 作動液封入量, (4) 管の傾斜<BR>水平作動での作動液飽和度分布は断熱部および冷却部では一定であるが加熱部では急激に減少する. またこの時の全体の飽和度のレベルは加熱量および作動液の封入量により変化する.<BR>管の下方加熱では加熱部同様冷却部でも飽和度が減少し, しかも加熱部では重力の効果により水平設置の場合にくらべて若干飽和度が増加する. 上方加熱では重力の影響で小さな加熱量でもウイックが乾き上がることがある.
- 社団法人 化学工学会の論文
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