末梢血単核細胞のインターロイキン2への反応性に及ぼすHBc遺伝子産物の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
末梢血単核細胞(PBMC)に対するインターロイキン2(IL-2)の作用へのB型肝炎ウイルスcore遺伝子産物(HBcAg)の影響について検討した.IL-2により誘導されるLAK活性は,誘導時にHBcAgを添加すると,HBcAg3×10<SUP>-3</SUP>-3.0μg/5×106PBMCの間で量依存性のLAK活性抑制を示した.IL-2によるLAK活性誘導時における増殖反応は,IL-2と同時にHBcAgを添加すると,HBcAg量0.05-1.0μg/1×10<SUP>5</SUP>PMCの間で量依存性に反応の抑制をみた.<BR>HBcAgによるLAK活性誘導阻害の原因として,HBcAgによるリンパ球のIL-2反応性増殖の抑制に起因したLAKエフェクター細胞活性誘導抑制作用が考えられた.
著者
関連論文
- 肝細胞癌腫瘍マーカーとしての血清抗p53抗体の有用性
- 総胆管結石治療における内視鏡的乳頭拡張術と内視鏡的乳頭括約筋切開術の比較検討
- 亜硝酸剤舌下投与による内視鏡的総胆管結石摘出術
- 消化器疾患における正常肝でのサイトカインの発現について
- 内視鏡的経乳頭的胆嚢内挿管による胆嚢内超音波検査の試み
- Barrett上皮における腸上皮化生のメチレンブルー染色法を用いた内視鏡的検討
- 2. 胆道閉鎖症術後食道静脈瘤出血に EIS を施行した 1 乳児例(第 27 回日本小児内視鏡研究会)
- 38) 小柴胡湯経口投与による非 A 非 B 型肝炎患者の IL-2 反応性および産生能の検討
- ガイドワイヤールーメン付きプレカット用パピロトームの使用経験
- 7. 腹腔鏡下胆摘術 (LSC) の前処置としての胆管結石 EST 下切石術の適応 : ERCP 胆管像からの検討(第26回日本胆道外科研究会)
- 胃原発悪性線維性組織球腫の1例
- 大腸内視鏡と体外式超音波検査で経過を追った狭窄型虚血性大腸炎の1例
- 有茎性胃外発育型平滑筋芽細胞腫の1例
- 肝細胞癌症例の長期生存の背景因子と治療法の検討
- 自己免疫性肝炎における抗U1-RNP抗体に関する研究
- 肝疾患における抗Soluble liver antigen 抗体に関する研究
- Videofluorographyをもちいたパーキンソン病,進行性核上性麻痺の嚥下障害の検討
- 副腎皮質ステロイド内服により緑内障を来した自己免疫性肝炎の2例
- 肝生検後のhemobiliaに対し,経カテーテル的動脈塞栓術(TEA)で止血しえた一例
- 非B非C型慢性肝炎の臨床的検討
- 血小板由来好中球貪食能亢進因子(MAPP)の産生機構
- 肝細胞癌診断におけるAFP-L3分画の臨床的意義
- 尾状葉のCT画像による慢性肝疾患の病態評価
- Recombinant CYP2D6蛋白抗原を用いたELISAによる抗LKM-1抗体検出法
- B型ならびにC型慢性肝炎における免疫異常について
- 肝細胞癌におけるpp60^の活性増強
- 抗LKM 1抗体陽性C型慢性肝炎患者の臨床像とインターフェロン治療
- 肝細胞癌におけるHLAクラスI抗原およびTAP遺伝子の解析
- II.原発性胆汁性肝硬変3.診断基準と重症度
- HLAクラスII抗原よりみた原発性胆汁性肝硬変の臨床像
- 無症候群原発性胆汁性肝硬変患者における PDC-E2に対するT細胞
- 消化器 自己免疫肝疾患の病態と治療
- 原発性胆汁性肝硬変における炎症性サイトカインの肝局所産生について-Reverse transcription-polymerase chain reaction法を用いて-
- 実験的肝癌発生過程におけるEpoxide hydrolase, γ-Glutamyl transpeptidaseおよびα-Fetoproteinの組織内局在様式の検討
- C型慢性肝炎における末梢血単核球のリコンビナントHCV抗原に対する反応能に関する検討
- ヒト肝細胞癌,肝硬変におけるAnnexin I mRNAの増強 : northern blot, in situ hybridization法を用いた検討
- 肝癌におけるmyristoylated alanine-rich C kinase substrateの発現増強
- LECラットの肝癌発症におけるSrc-related proteinの関与 : 核内に存在する新しいSrc related proteinの可能性
- 自己免疫性肝炎の問題点 (5月第1土曜特集 肝障害の発症・進展機序をさぐる--肝炎・肝硬変・肝癌)
- HBV感染症におけるrecombinant HBc抗原に対する末梢血リンパ球増殖反応能の検討
- 超音波映像下ドレナージおよび化学療法が奏効した多発性肝膿瘍の1例
- 急性肝炎症状で発症した高令者ルポイド肝炎の1例
- 末梢血単核細胞のインターロイキン2への反応性に及ぼすHBc遺伝子産物の影響
- HBウイルス抗原のNatural Killer細胞活性への影響
- 肝細胞癌症例におけるLAK活性低下機構の免疫学的解析
- Mouse hepatitis virus劇症肝炎に対するOK-432の抑制効果
- 肝細胞癌患者におけるNatural Cell-Mediated Cytotoxicityの検討
- 慢性肝疾患における血清アデノシンデアミナーゼ活性の臨床的意義について
- 肝線維症および肝硬変症におけるエンドトキシン体内分布の実験的検討
- 肝部分切除後ラットにおける3H-エンドトキシンの体内分布に関する検討
- 肝細胞癌患者における Lymphokine Activated Killer Cell (LAK) 活性の Biological Response Modifier による変動
- 肝細胞癌患者におけるrecombinant Interleukin 2によるLymphokine-Activated Killer (LAK)活性の誘導
- A new trial of gallstone dissolution via a endoscopic transpapillary catheterization in the gallbladder(ETCG).
- 肝組織内HBc抗原の局所によるインターフェロン投与効果の判定
- Pathophysiological resarch of autoimmune liver disease. Human cytokine genes expression in SCID mice liver reconstituted with mononuclear cells of patients.:Human cytokine genes expression in SCID mice liver reconstituted with mononuclear cells of patient
- Liver cirrhosis.An advance on diagnosis and treatment.3.From viral chronic hepatitis to liver cirrhosis.The diagnosis of liver cirrhosis.1.From clinical symptoms.
- Enhanced expression of src family tyrosine kinase in human hepatoma and liver cirrhosis.
- Combination immunotherapy with OK-432 and rG-CSF in experimental hepatic tumor.
- タイトル無し
- Electron microscopic studies of the liver in AIDS patients.