化学プラントにおける製品貯蔵タンクのスケジューリング
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概要
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化学プラントには生産工程と出荷工程との間に製品貯蔵用のタンクが複数個存在することが多いが, 製品の受入れや出荷などに要するタンクの切換え操作は生産計画および出荷計画と絡み合い非常に複雑である.本論文では, 各製品の需要を満たしながらタンクの切換え回数が最少になるようにタンク繰りのスケジュールを決める問題について考察した.そのスケジューリング問題を各作業の割付けとタンクの切換え時刻とを操作変数とする混合整数計画問題として定式化し, それを線形計画法と分枝限定法とを組合せることによって解くアルゴリズムを開発した.本スケジューリング法をタンク系の例に適用し, 出荷計画を満たす運転スケジュールを効率よく作成できることを示した.
著者
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松山 久義
九州大学工学部
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大賀 正浩
九州大学工学部 化学機械工学科
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轡 義則
九州大学工学部 化学機械工学科
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小玉 敦郎
九州大学工学部 化学機械工学科
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小河 守正
九州大学工学部 化学機械工学科
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