多周期多変数モデル予測制御の設計法
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概要
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化学プロセスでは, 同一のサンプル間隔で全ての出力が測定されたり, 入力が操作されたりするプロセスばかりではない.例えば, 濃度の測定周期は明らかに, 温度や圧力の測定周期と比べると長い.本報では, 2種類の多周期多変数プロセスに対して構築した多周期多変数モデル予測制御アルゴリズムを詳述する.1つの多周期プロセスは, 出力が全て同一の周期でサンプルされている一方で, 入力が出力の測定周期よりも長いさまざまな周期で操作されているプロセス.他の1つは入力が同一周期で操作され, 出力が入力の操作周期よりも長いさまざまな周期で測定されているプロセスである.この2つの系に対して開発した多周期モデル予測制御アルゴリズムを融合することによって, 出力の測定, 入力の操作が全て異なる周期で行われているプロセスに対しても適用可能なアルゴリズムが構築できる.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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大野 弘
神戸大学工学部
-
加納 学
京都大学工学部 化学工学教室
-
橋本 伊織
京都大学工学部 化学工学教室
-
大嶋 正裕
京都大学工学研究科 化学工学専攻
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橋本 伊織
京都大学工学研究科 化学工学専攻
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大嶋 正裕
京大
-
大嶋 正裕
京都大学工学部 化学工学教室
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