16.0MPa における<I>n</I>-ヘキサン, <I>n</I>-ドデカン, シクロヘキサン中の有機化合物の相互拡散係数の測定

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概要

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Taylor-Arisのトレーサー応答法を用いて, 303.2〜333.2K, 16.0MPa での<I>n</I>-ヘキサン中と313.2K, 16.0MPaでの<I>n</I>-ドデカン中およびシクロヘキサン中の各種有機化合物の相互拡散係数を測定した.Stokes-Einstein式に基づく各種相関式に比べて, 溶媒自由体積による相関式 : <BR><I>D</I><SUB>12</SUB>/<I>√T</I>=α<SUB>1</SUB> (<I>v</I>-1.358<I>v</I><SUB>0</SUB>) <BR>は精度よく実測値を表すことができた.ここで, <I>D</I><SUB>12</SUB>は相互拡散係数, <I>T</I>は温度, α<SUB>1</SUB>は係数, <I>v</I>は溶媒モル体積, <I>v</I><SUB>0</SUB>=<I>N</I>σ<SUP>3</SUP>/√2で<I>N</I>はAvogadro数, σは有効剛体球径である.また, その係数α<SUB>1</SUB>は上記溶媒の種類にかかわらず, ほぼ溶質沸点分子容の-0.6乗に比例した.
社団法人化学工学会の論文

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