高密度二酸化炭素中における有機化合物の相互拡散係数へのRough Hard Sphereモデルの適用

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概要

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高密度二酸化炭素中における無限希釈の有機化合物の相互拡散係数D<SUB>12</SUB>にRough hard sphere (RHS) モデルを適用した。文献<I>D</I><SUB>12</SUB>データを用いて下記の相関式を得た : <BR>(<I>AC</I>) <I><SUB>B</SUB></I>=1.86γ<SUP>0.38</SUP><I><SUB>vw</SUB></I> (<I>AC</I>) <I><SUB>s</SUB></I> (υ/υ<SUB>0</SUB>) <SUP>-0.447</SUP><BR>ここで (<I>AC</I>) <I><SUB>B</SUB></I>と (<I>AC</I>) <I><SUB>s</SUB></I>はそれぞれ相互拡散と自己拡散についてのTranslational-rotational coupling parameterとEnskog理論による拡散係数の補正係数との積であり, γ<I><SUB>vw</SUB></I>は溶質と溶媒のvan der Waals径の比, υはCO<SUB>2</SUB>のモル体積, υはCO<SUB>2</SUB>の最密充填体積である。上記の相関を用いたRHSモデルでは文献<I>D</I><SUB>12</SUB>データを平均絶対誤差6.2% (データ数488個) の精度で表すことができた。
社団法人化学工学会の論文
1995-01-15

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