骨髄腫, 悪性リンパ腫, 腎不全患者の血漿中の分枝鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸比 (Fischer比)
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概要
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MM, MLおよびCRF患者の血漿中NEAAは健常者の値に比べ高値である。しかし, MMおよびML患者のEAA値は健常者と類似し, CRF患者のEAAは著しく低値であるために, 3疾患患者のE/N比は健常者の値と比べ有意に低値である。健常者のFischcr比は高値, ついでCRF患者, ML患者, MM患者の順であり, MMおよびML患者のFischer比は低値で健常者の値と有意差を示している。栄養状態の改善策として, CRF患者は必須アミノ酸摂取量を増加してE/N比を, MMおよびML患者は分枝鎖アミノ酸の摂取量を増加してFischer比の改善をはかる必要が示唆された。
- 社団法人 日本栄養・食糧学会の論文
著者
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中村 美知子
日本赤十字看護大学
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中村 美知子
日本赤十字中央女子短期
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吉植 庄平
聖マリアンナ医大第一内科
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吉植 庄平
聖マリアンナ医科大学
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緒方 順子
共立女子大学家政学部
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緒方 順子
共立女子大学
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緒方 順子
共立女子大学家政学部食物学科
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吉植 庄平
聖マリアンナ医科大学第一内科
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