Azulene誘導体,KT1-32,のラットの各種胃・十二指腸損傷に対する効果
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概要
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We studied the effects of KT1-32 (sodium guaiazulene 3-sulfonate) on development of various acute gastric lesions and duodenal ulcers induced in rats. Male Donryu or Sprague-Dawley rats (220-270 g), fasted (but allowed free access to water) for 24 or 48 hr before the experiments, were used. KT1-32 (dissolved in distilled water, 10-100 mg/kg), given p.o. or intraduodenally (i.d.), dose-dependently inhibited the development of gastric lesions induced by HCl·ethanol (60% ethanol in 150 mM HCl), HCl·aspirin (aspirin 100 mg/kg in 150 mM HCl) or aspirin (150 mg/kg in pylorus-ligated preparation) and Shay ulcers (14 hr pylorus ligation). KT1-32 (30 and 100 mg/kg), given p.o. twice (9.5 hr apart), significantly inhibited the development of duodenal ulcers induced by mepirizole (200 mg/kg, s.c.), but did not inhibit gastric lesions developed simultaneously. KT1-32 (30 and 100 mg/kg), given p.o. or i.d., significantly reduced gastric acid secretion when examined using pylorus ligation preparations. KT1-32 (100 mg/kg, i.d.) had no effect on basal and suppressed duodenal HCO<SUB>3</SUB><SUP>-</SUP> secretion by mepirizole. These results suggest that KT1-32 is a promising drug for the treatment of gastritis and peptic ulcers.
- 社団法人 日本薬理学会の論文
著者
-
岡部 進
京都薬科大学
-
竹内 孝治
京都薬科大学 薬物治療学 教室
-
森 吉美
京都薬科大学応用薬理学教室
-
古川 修
京都薬科大学応用薬理学教室
-
山田 義治
京都薬科大学応用薬理学教室
-
竹内 孝治
京都薬科大学 病態薬科学系 薬物治療学分野
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