緑茶缶ドリンクの製造法
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概要
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緑茶ドリンクの製造中における変色と香味の劣化を防止するため,浸出液にL-アスコルビン酸ナトリウムを添加することと,熱間充てんの際,缶とふたの間に窒素を流した後,巻締をする方法の品質保持効果を検討した。<BR>その結果,緑茶ドリンクの製造には,浸出液にL-アスコルビン酸ナトリウムを添加することと,熱間充てんの際に窒素を流して,ヘッドスペースの酸素量を少なくして,巻締を行なうことが必要であった。<BR>また,緑茶ドリンクに使用する茶の量は抽剤に対して約1%が最適であることを認めた。
- 日本茶業技術協会の論文
著者
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堀田 博
農林水産省農業研究センター
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久保田 悦郎
農林水産省 野菜・茶業試験場
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原 利男
農林水産省 野菜・茶業試験場
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服部 孝雄
大和製缶(株)総合研究所・清水研究室
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野田 忠行
大和製缶(株)総合研究所・清水研究室
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堀田 博
農林水産省 野菜・茶業試験場
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