次世代OPACの可能性―その特徴と導入への課題―
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
「Web 2.0」の概念が主流になりつつある現在,図書館の世界でも,ビジュアル化,情報の表紙イメージや内容情報によって情報を強化した「次世代OPAC」が注目を集めている。スペルチェック/サジェスト機能,絞り込み検索,適合度によるソート,利用者参加型機能,統合検索機能などを備えたシステムが注目され,世界各国で開発・運用され始めている。本稿では,まず現在一般的な大学図書館で導入されているOPACの現状を述べ,次に海外での導入事例をもとに,次世代OPACの特徴を具体的に説明する。さらに,現在開発されている主な次世代OPACシステムについてレビューを行う。最後に,これらのシステムを日本の大学図書館で導入する際の課題と,課題解決に向けたいくつかの方法を提示する。
著者
関連論文
- Shibboleth 認証基盤構築と学術認証フェデレーションへの参加 : 今後のe リソースサービス基盤にむけて
- 九州大学附属図書館におけるCute.Catalogのデザインと開発 OPACからディスカバリ・インターフェースへ
- 図書館員の原点とは?
- 次世代OPACの可能性―その特徴と導入への課題―
- 九州大学附属図書館Webサイトのリデザインに向けて
- ディスカバリ・インターフェース(次世代OPAC)の実装と今後の展望
- リンクリゾルバに見るWeb時代の図書館サービス : きゅうとLinQの評価と展望
- リンクリゾルバが変える学術ポータル : 九州大学附属図書館「きゅうとLinQ」の取り組み
- Google Scholar, Windows Live Academic Searchと図書館の役割 (小特集:Googleの新サービスが与える影響)
- EJ等のリンク機能の応用事例 リンク・リゾルバーの効き目
- 第7回アジア電子図書館国際会議と上海の大学図書館視察