ディスカバリ・インターフェース(次世代OPAC)の実装と今後の展望
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概要
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CA1727 動向レビュー図書館が提供するコンテンツは、従来からOPACが守備範囲としてきた冊子体資料に加え、ライセンス契約の電子コンテンツ(電子ジャーナル、電子書籍、文献データベースなど)、リポジトリ中の研究成果、デジタル化された所蔵資料、マルチメディア資料など、多様化している。またユーザは、これらのコンテンツをGoogleのように一度に検索でき、Amazonのようにビジュアル化された画面や内容/レビューの表示、さらにリコメンド機能などが提供されることを期待するようになっている。これを実現するものがディスカバリ・インターフェース(次世OPAC)であり、これまで海外で導入が進んできたが、最近国内で導入が始まっている。ディスカバリ・インターフェースの特徴やソフトウェアの紹介については、久保山、宇陀、渡邊、らの論文、および拙稿に詳しい。そこで本稿では筆者の九州大学での経験を踏まえ、ディスカバリ・インターフェースに共通する実装のポイントや、海外製品を導入する際の日本語環境への対応について紹介する。さらに、オープンソースをめぐる状況の変化や、ディスカバリ・インターフェースの最新動向にも触れる。
- 2010-09-20
著者
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