九州大学附属図書館におけるCute.Catalogのデザインと開発 OPACからディスカバリ・インターフェースへ
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概要
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次世代OPACは,表紙画像やフォーマット等のビジュアル化,内容・目次など豊富な情報の提供,適合度によるソート,絞り込み検索,スペルチェック/サジェスト機能,ユーザー参加型機能など,ユーザー目線のインターフェースにより注目を集めてきた。また最近では,従来からの冊子資料に加え電子ジャーナルや電子ブックなどeリソースへのアクセス,機関リポジトリやデジタル化したコンテンツ等,図書館が提供する多様なコンテンツを集約し,それらの検索機能を提供することから,海外を中心にディスカバリ・インターフェースと呼ばれ始めている。九州大学附属図書館では,海外のオープンソース・ソフトウェアであるeXtensible Catalog(XC)によってディスカバリ・インターフェースCute.Catalogの導入を実現し,2010年4月に試験公開した。本稿では,XC選定までの過程とXCソフトウェアの概要について説明するとともに,本学での導入プロセスや課題の解決,そして今後の展望について紹介する。
著者
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兵藤 健志
九州大学附属図書館
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工藤 絵理子
九州大学附属図書館
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越戸 陽子
九州大学附属図書館
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牧瀬 ゆかり
九州大学附属図書館
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井川 友利子
九州大学附属図書館
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大村 武史
九州大学附属図書館
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片岡 真
九州大学情報システム部
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星子 奈美
九州大学情報システム部
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寺田 良司
株式会社NTTデータ九州 第一ビジネス事業部
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