動画像における擬似的不規則画素配置によるジャギー解消効果の評価
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概要
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In order that humans feels they are seeing 'clearly' when they watch moving pictures, an image system has been developed. But it is impossible to eliminate the jagged edges in traditional approaches, for example, increasing resolutions and reducing noise. Therefore, the author proposes an image systems with pseudorandom pixel placement, and discusses the jaggy elimination effect in moving pictures, which was insufficient based on subjective experiments. © 2012. 画像システムは,人間にとって「きれい」に見える画像表現を求めて進歩してきたが,高解像度化や低ノイズ化などの従来のアプローチでは,画質を損なう要因であるジャギー(階段状のギザ)の根本的な解消は不可能である.著者らは,画像システムを構成する画素そのものの配置を擬似的に不規則とすることで,このジャギーを解消する手法を提案し,主に静止画に対してその効果を検証してきた.本稿では,動画像におけるこのジャギー解消効果について検証した結果について述べる.
- 2012-00-00
著者
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小松 孝徳
信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点
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小松 孝徳
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻
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小松 孝徳
信州大学
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小松 孝徳
信州大
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小松 孝徳
信州大学繊維学部
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小松 孝徳
Department of Frontier Media Science, School of Interdisciplinary Mathematical Sciences, Meiji University
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小松 孝徳
信州大学 繊維学部
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