CHI2008 参加報告
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概要
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Human-Computer Interactionおよびインタフェースに関するトップカンフェレンスの一つであるCHI2008(The 26^<th> Annual CHI Conference on Human Factors in Computing Systems)が,4/5から4/10の6日間,イタリアのフィレンツェで開催された.4/5,6の前半二日間はワークショプやレクチャーコースなどが集中的に開催されていたため,実質的なセッションは4/7から10までの4日間で行われた.会場でのプログラム委員長の報告によると,会議参加者は約2300人で,そのうち47%はヨーロッパ,44%はアメリカ,7%はアジアからの参加者であった.また論文の投稿件数は(すべてのカテゴリを合わせて)2000件を超え,そのうち約25%に相当する約500件の論文が採択されたとのことである.具体的には,Paperセッションでは714件中157件が採択(22%),Noteセッションでは,341件中61件(18%),Work-in-Progressセッションでは414件中157件が採択(38%)と,いずれのセッションにおいても例年よりも採択率が低かったように感じた(ヨーロッパでの会議開催の影響か?).
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-05-21
著者
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小松 孝徳
信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点
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小松 孝徳
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻
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小松 孝徳
Department of Frontier Media Science, School of Interdisciplinary Mathematical Sciences, Meiji University
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小松 孝徳
信州大学 繊維学部
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