Study of the Relation between Location Characteristics of Observation Platformsand Natural park Plans in the Hakone Region of Fuji-Hakone-Izu National Park
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概要
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It is important not only to conserve the beauty of a natural landscape but also to allow visitors to enjoy it at aNatural park, and observation platforms play important roles to achieve this purpose. This study examined futureobservation platform development in landscape planning by understanding: 1) location characteristics of observationplatforms, 2) the maintenance situation, and 3) Natural park plans. The subject of this study was the Hakoneregion in the Fuji-Hakone-Izu National Park. The result exhibited functions of observation platforms that havebeen damaged due to growth of vegetation, mainly trees. In particular, installation of observation platforms onground level is rather easily affected by this factor; and it has been found that the more strict conservation planningis in the surrounding area, it is more difficult to maintain the functions. In this study, many observation platformshave been observed where functions have been deteriorated due to vegetation growth and aging. This study enablesthe prediction of the future status of observation platforms to some degree by examining characteristics of location,conservation planning, and usage planning; therefore, it provides direction for landscape plan development withfuture impact kept in perspective.自然公園では自然景観の美しさを保護するだけではなく,楽しむことも重要な役割であり,その上で展望施設は重要な役割を担っている。そこで富士箱根伊豆国立公園の箱根地区を対象として,展望施設の立地特性,管理状況,公園計画を把握し,今後の景観計画における展望施設の展開について検討した。成果として樹木を中心とした植物の成長により,展望施設の機能が損なわれていることが明らかとなった。特に,平地における展望施設の設置はその影響を受けやすく,周囲の保護計画が厳しいほど機能の維持が難しいことが分かった。今回の研究では,展望機能が植物の成長や設備の老朽化などで低下しているものが多く見られた。展望施設の立地特性や保護計画,利用計画によって展望施設の行く末をある程度予測することができ,将来を見据えた景観計画の作成の道筋を示すことができた。
- 2009-03-31
著者
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