ハーベスタ・フォワーダによる間伐作業の作業能率
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概要
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ハーベスタ,フォワーダによる列状・定性間伐作業の作業能率を時間分析結果から検討した。ハーベスタの作業能率の理論式は,修正係数を用いることにより,今までの作業結果に対して適合が良いことが確認された。ハーベスタの作業能率は立木m3廻りの増加によって大きく向上し,移動時間の影響は小さい。高い収益が期待される立木m3廻りが大きい林分では,因子の変化に対する作業能率の変動も大きいので,作業能率を予測する場合には算定を精密に行う必要がある。フォワーダについては平均サイクルタイムから作業能率の理論式を求めた。フォワーダの作業能率にとって,走行速度や集材距離よりも,積込み・荷下ろし時間の影響が大きい。正味積込み時間は積載材積に比例している。積載量を増やせば走行回数は少なくなるが,ホイール式では接地圧が高くなるので,林地への対策についても考慮する必要が生じてくる。Operational efficiency of both line and qualitative thinning by a combination of harvester and forwarder was investigated using a time study. The theoretical operational efficiency of the harvester fitted well to past operations when multiplied by a correction coefficient. The productivity tended to be higher as stem volume increased. In the case of large stem volumes, it was so variable that precise values must be used to predict operational efficiency. The operational efficiency of the forwarder was derived via its cycle time. It was more affected by loading and unloading time than moving speed and hauling distance. Net loading time was proportional to the payload. When increasing the payload capability, the number of cycles would be decreased. However ground pressure would also be increased, so a way to protect the forest site must also be considered.
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