作業道の路体構造と支持力について
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概要
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大橋式路網作設法による作業道の路体構造について,支持力を中心に評価検討を実証的に行った。実験は大滝村民有林において2001年より行っている。先に従来型の作設法によって第1作業道を作設した。次に大橋式路網作設法によって第2作業道を作設し,この両者について比較検討したものである。支持力測定器として簡易支持力測定器(CASPOL),山中式土壌硬度計を用い,サウンデング試験としてスエーデン式サウンデング試験器を用いた。結果,路面支持力については,簡易支持力測定器,山中式測定器いずれも大橋式路網作設法による作業道が従来型の作設法による作業道より高い値を示し,平均値の差の検定も有意差を示した。またこの値は過去における従来型の作業道の測定例よりも高い値であった。路体内構造もサウンデング試験結果から従来型より強度があることが分かった。以上の結果から大橋式路網作設法は,今後の作業道による路網作設法として作設単価は幾分高いが有効であることが分かった。We tried to investigate “Ohasi-typed forest road” that is a spur road, about bearing capacity and road structure. We constructed “No.1 route” of traditional typed spur road in advance and “No.2 route” of Ohasi-typed forest road then. We compared the quality of them. We used two methods for measuring bearing capacity: handy typed bearing capacity apparatus (CASPOL) and Yamanaka typed soil penetrometer and Sweden typed sounding tester as a sounding test.It results that “Ohasi-typed forest road” was higher bearing capacity of road surface than “No.1 route” of traditional typed spur road. A significant difference of average bearing capacity on the surfaces of them was found. The bearing capacity of the former was higher than the data of measuring before. Both CASPOL and Yamanaka typed soil penetrometer indicated same trends.By sounding test “Ohasi-typed forest road” has stronger road structure than that of normal typed spur road. “Ohasi-typed forest road” is effective in constructing the low cost forest road network system in spite of its high cost
- 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林,The Tokyo University Forests,東京大学大学院農学生命科学研究科森林科学専攻,宇都宮大学農学部森林科学科,Department of Forest Science, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo,Department of Forest Science, Faculty of Agriculture, Utsunomiの論文
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