林内路網配置作業のシステム化
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概要
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林内路網配置計算プログラム（小林1983）による計算作業を効率的に行うために，パソコンを用いて作業をシステム化した。作業はメニュー内の選択枝を選択して進めることによって，必要な工程が逐次実行される。データ入力作業工程では，帳票形式のデータ入力画面を用いることによって，入力する数値，条件が持つ意味を確認しながら作業ができた。また，ディジタイザを地理情報の入力作業へ用いることによってのデータ入力作業の功程を向上した。これらの入力されたデータを一括して書式変換を行って所定の書式へ変換することによって，データ作成作業の功程が向上した。さらに，林道配置計算プログラムをシステムへ統合することによって，データ作成作業と林道配置計算作業を連続して行うことを可能とした。演算速度が速いパソコンを用いることによって，30分程度で配置計算を行うことができた。帳票形式の入力画面によってデータの編集作業が容易にできるので，データを変えていくつもの路網計画を計算して，異なる条件の路網配置について比較検討することが容易であった。Data preparation for forest-road planning computations, which need many kinds of much data, were systemized and intergrated into one software package to make for greater efficiecy. The computation programs to calculate suitable forest-road locations were made by Professor KOBAYASHI (1983). The data preparation system was menu-driven style, and it was easy to develop base planning of forest-road locations in forest area. Moreover, the system easily enables one to change input data for calculations by data editing. Thus it results in easy trials of many different conditions and conparisons with each other. Geographical data, such as terrain conditions and planning area, were numerized efficiently with a digitizer system. Programs to calculate forest-road locations on a main-frame computer were transfered to a personal computer. Planning for small forest area, such as 30×20 grid area on the mesh, was done in a reasonable time, about 30 minutes.
- 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林,The Tokyo University Forests,東京大学農学部林学科,Department of Fnrestry, Faculty of Agriculture, The University of Tokyoの論文
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