Study on Vitamin E Deficiency in Amago Salmon
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概要
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In order to investigate the symptoms and histopathological changes of vitamin E deficiency in amago salmon, Oncorhynchus rhodurus, two purified diets with or without supplement of 400 mg vitamin E (α-tocopherol) per kg of diet were administered to fish for 22 weeks in flowing-water aquaria. A recovery experiment was then performed, feeding the deficient fish with a complete diet for the following 4 weeks. Deficient fish showed lower appetite, reduced growth rate and mild anaemia. However, the survival rate was not significantly different from that of controls. The liver of most fish displayed focal atrophic hepatocytes with dilated sinusoids, multifocal necrosis, perivasculitis and also perichoangitis. In fish with these hepatic lesions, periarteritis was occasionally observed in the submucosa layer of intestine. These changes were clearly reversed at the end of recovery period. No sign of myopathy and ceroidosis was found.アマゴのビタミンE欠乏症の病徴および病理組織像を解明するために,ビタミンE欠乏症カゼイン飼料を作成し,アマゴ稚魚の飼育試験を行った。対照区には完全カゼイン飼料を投与した。22週間の飼育の結果,欠乏区の魚は食欲減退,成長不良,軽度な貧血を起こしたが顕著な斃死はなかった。病理組織学的に肝臓に肝細胞の萎縮と巣状懐死,血管周囲炎と胆管周囲炎が観察され,これら肝臓に障害を持つ魚では腸管粘膜下織にも血管周囲炎が見られた。23週以降4週間完全カゼイン飼料の投与で回復試験を行なった結果,以上の欠乏魚の異常は消失していた。
- Faculty of Bioresources, Mie Universityの論文
- 1996-03-01
著者
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