D07 トンボを教材とする自然体験学習の提案 : 2つの池のトンボ観察の事例から
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概要
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小学校学習指導要領理科の目標において「自然の事物・現象についての実感を伴った理解」が求められており,自然体験学習は重要な役割を果たすと考えられる.本研究では,近い範囲にあるが環境要素の異なる2つの洪水調整用のため池においておこなったトンボを主体とする調査から,自然体験学習を提案する.2つの池に生息するトンボの種類相に違いがあることが認められ,トンボの発生する数は池の環境条件が関わることが分かった.子ども達にとってトンボは目視により観察できる親しみやすい生き物である.トンボの観察を通して自然に目を向け,実感を件った自然体験学習が期待できると考えられる.
- 日本理科教育学会の論文
- 2013-11-10
著者
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