トコトリエノールはアレルギー反応による肝臓の脂質代謝異常を改善する
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概要
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We recently reported that allergic reaction induced disruption of liver lipid metabolism and that tocotrienol (T3) had a potential to improve allergic reaction. The goal of this study was to examine the influence of T3 administration on liver lipid metabolism in allergia-induced mice. A model of atopic dermatitis was caused in NC/Nga mice treated with picryl chloride to induce allergic reaction. Allergia-induced mice caused lipid accumulation in the liver. On the other hand, T3 administration attenuated the liver lipid accumulation. The expression levels of the genes related to the liver lipid metabolism in the allergic mice was examined using DNA microarray analysis and quantitative RT-PCR. Allergic reaction caused upregulation of Cdkn1a, which is strongly associated with lipid accumulation, and downregulation of Acox1, which is associated with fatty acid β-oxidation, in the liver of allergic mice. In the liver of T3-administered allergic mice, the changes in the expression levels of Cdkn1a and Acox1 were not observed. These results suggest that T3 administration can improve the disturbance of liver lipid metabolism induced by allergic reaction.
- 日本ビタミン学会の論文
- 2014-06-25
著者
-
都築 毅
東北大学大学院農学研究科
-
宮澤 陽夫
東北大学大学院農学研究科
-
栗山 慶子
東北大学大学院農学研究科
-
仲川 清隆
東北大学大学院 農学研究科機能分子解析学研究室
-
木島 遼
東北大学大学院農学研究科
-
清野 慧至
東北大学大学院農学研究科
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