栽培管理の相違がコシヒカリの米糠ビタミンE含量に及ぼす影響
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概要
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米糠に含まれるビタミンEの1種トコトリエノールは,抗癌作用やコレステロール低下作用などを有する機能性成分として活用することができる.また,その量には約5倍程度の品種間差異があることを明らかにしている.この品種間差異を品種育成に活用するための基礎試験として,コシヒカリについて肥料三要素や移植時期および収穫時期の早晩などの栽培管理の相違が米糠ビタミンE含量に及ぼす影響を調査したところ,いずれにおいてもその影響は品種間差異よりも小さいものであった.このことから,米糠ビタミンE含量の品種間差異は安定した品種特性であり,高含量品種は品種育成における遺伝資源として位置付けられることが示唆された.
- 日本作物学会の論文
- 2009-03-31
著者
-
仲川 清隆
東北大学大学院農学研究科
-
宮澤 陽夫
東北大学大学院農学研究科
-
仲川 清隆
東北大・院農
-
宮澤 陽夫
東北大・院農
-
仲川 清隆
東北大院農・機能分子解析学
-
宮澤 陽夫
東北大学 大学院
-
木村 俊之
東北農業研究センター作物機能開発部加工利用研究室
-
木村 俊之
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター
-
木村 俊之
東北農業研究センター
-
宮沢 陽夫
東北大学 農
-
仲川 清隆
東北大学 院 農 機能分子解析学
-
仲川 清隆
東北大学 大学院
-
仲川 清隆
東北大学大学院農学研究科生物産業創成科学専攻
-
村田 和優
富山県農林水産総合技術センター
-
宮沢 陽夫
東北大学農学部
-
仲川 清隆
東北大学大学院 農学研究科機能分子解析学研究室
-
村田 和優
富山県農林小産総合技術センター
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