UHF帯建物侵入損および透過損測定(技術展示,製品展示,ソフトウェア無線機,無線ハードウェア技術,国際ワークショップ,一般)

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概要

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ホワイトスペース利用推進のため, 2次利用者のエリア推定が可能な近距離伝搬損失モデルが必要となっている.2次利用で使用する送受信アンテナは数m程度の高さになることが想定されるため、住宅地などでは,建物による損失が通信エリアおよび1次利用者への干渉エリアを決める大きな要因となる。そこで本論ではUHF帯における建物の侵入損と透過損の測定結果について報告する。建材の異なる木造と軽量鉄骨の2種類の建物について伝搬測定を行い、木造の場合には軽量鉄筋に比べ、侵入損、透過損は共に小さく、どちらも自由空間損失に追加損失分を考慮すれば損失を推定できることがわかった。軽量鉄筋の場合には透過損が非常に大きくなり、エリア推定には回折損を考慮することが重要であることを示す.これらの測定の結果から、通信・干渉エリアを推定する場合に建物の種類を考慮する必要があることが分かった。
2013-10-17

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