2パス限定投機システムのハードウェア設計 - スレッド実行機構 -

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概要

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我々の研究室では、プログラム実行時におけるループの実行経路のうち、上位2つの実行経路の占める割合が高いことに着目し、実行頻度の高いループの上位2つの実行経路に対し投機的にマルチスレッド実行を行うことで処理速度の高速化を目指す「2パス限定投機方式」という手法を提案している。また、2パス限定投機方式を実現するためのマルチコアプロセッサシステムとして「PALSシステム」を提案し、シミュレータレベルで評価を行っている。本研究では、PALSシステムを将来的にハードウェアとして試作・評価を行っていくことを目的に、PALSシステムにおけるスレッド実行機構部のハードウェア実現を目指す。
2012-03-06

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