複数音源追尾におけるパーティクルの集中化回避(システムと信号処理及び一般)
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概要
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マイクロホンアレーによる音源追尾手法として,パーティクルフィルタが広く用いられている.しかし,複数の音源が存在する場合,無音区間において,発話状態にある他の音源に対しパーティクルが集中化し,それ以降,各音源を追尾できなくなる問題が生じる.この問題に対し,提案法ではパーティクルの群を各音源に割り当て,群間距離を用いて複数群の集中化の検出,回避を行う.実環境実験を行い,提案法により実時間複数音源追尾可能であることを示す.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-04
著者
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