空間エイリアシングを考慮した複数音源定位の一検討(ポスターセッション,ネットワーク,通信のための信号処理及び一般)
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概要
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本研究では,音声のスパース性に基づく2マイクロホンによる複数音源定位について検討する.これまで,「時間-周波数」平面上の推定結果の信頼性を複数の指標を用いて評価し,その信頼性分布からマイクロホン数以上の音源を定位する手法について検討してきた.本稿では,マイクロホン間隔を広げ,マイクロホンアレーの空間解像度を向上することによって推定精度の向上を図る.また,その際高周波帯域において生じる空間エイリアシング問題を解決するための指標について検討する.実環境実験により,使用した音源定位法に依らず空間エイリアシング指標が有効であることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2010-02-22
著者
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陶山 健仁
東京電機大学工学部電気電子工学科
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染谷 貴徳
東京電機大学工学部電気電子工学科
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関 幸夫
東京電機大学工学部電気電子工学科
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梅津 浩史
東京電機大学工学部電気電子工学科
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関 幸夫
東京電機大学 工学部 電気電子工学科
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陶山 健仁
東京電機大 工
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