凸端駆動による縞モードたわみ振動板型空中超音波音源の開発 : 凸端部を中央以外にした場合の基礎検討(音響・超音波サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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空中に強力な超音波を放射する音源として平板の縞モードたわみ振動を利用した空中超音波音源がある.これまで,この音源は駆動点が板の中心にあるため,空中に超音波を放射する際に駆動点が妨げとなり,音源として利用する時に制限を受けていた.そこで,利便性を高めるために駆動点位置を外部にした凸端部を持つ形状の縞モード矩形たわみ振動板が考案された.ところが,この振動板の凸端部は幅方向の中央にあるため,複数枚用いて音場を形成する場合、音源の構成が困難になることが考えられる.そこで,本検討では凸端部を幅方向の中央部以外にした振動板について,良好な縞モード共振が得られる条件について実験的に検討した.その結果,凸端部を幅方向の中央部以外にした場合でも,全ての振動板で縞モート共振が得られ,音源の電気インピーダンスが高い振動板の時に,大きい振幅が得られることがわかった.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-01-17
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