コミュニケーション実践の直後のリフレクションを可能にするビデオ閲覧環境の開発(『場のデザイン』及びコミュニケーション一般)
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概要
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本研究の目的は,ワークショップなどのコミュニケーション実践直後のリフレクションを可能にするビデオ閲覧環境を開発することである.一般に,WSやコンサルタント,科学コミュニケーションなどのコミュニケーション実践活動の場では,当事者は活動の直後であるほど自身や他の参与者の行動やその時の思考などをよく記憶しているため,コミュニケーション実践についての気づきを促し,コミュニケーションスキルの向上を図るための振り返り活動(リフレクション)は可能な限り実践終了の直後に行えることが望ましい.そこで,本稿では,民生用カメラでハイビジョン撮影したビデオと,IRCチャットで複数の観察者が入力・共有したコメントを用いて,ビデオ記録の効率的な閲覧を行うことのできるビデオ閲覧環境の構築方法を述べる.併せて,この手法を実際にサイエンスカフェなどの実践活動の直後のリフレクションの場で運用した事例についても紹介する.
- 2013-02-25
著者
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高梨 克也
京都大学学術情報メディアセンター
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高梨 克也
科学技術振興機構さきがけ:京都大学学術情報メディアセンター
-
高梨 克也
京都大学学術情報メディアセンター:科学技術振興機構さきがけ
-
高 悠史
京都大学学術情報メディアセンター
-
高 悠史
京都大学学術情報メディアセンター:京都大学工学研究科
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