大学新入生の大学適応に及ぼす影響要因の検討 : 第1志望か否か,合格可能性,仲間志向に注目して
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概要
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The purpose of this study is to explore factors which affect the degree and change of freshmen's sense of adjustment to university during the first 6 month. Investigations on freshmen were performed three times (April, July, October, 2007) . Participants were 189 freshmen, 99 males and 90 females. They were asked to respond to the following questions, 1) whether or not it was their first-choice university, 2) their level of confidence in admission to their chosen university, 3) the degree of adjustment to university life, and 4) the tendency of their peer relationship. A correlation analysis and an analysis of Latent Curve Model revealed as follows. First, the degree of their adjustment to university gradually went down from April to July. Second, Female freshmen showed a higher degree of adjustment than male freshmen. Third, freshmen who thought their universities were their first choice and had more peer-oriented tendency showed higher adjustment to university life right at the beginning of the first year, and their adjustment level went down gradually. From these results, the process of adjustment to university among freshmen and issues regarding future investigations were discussed.
- 2013-02-15
著者
-
平石 賢二
名古屋大学
-
大隅 香苗
浜松医科大学精神神経科
-
小倉 正義
鳴門教育大学
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渡邉 賢二
鈴鹿医療科学大学
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大崎 園生
愛知学泉大学コミュニティ政策学部
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小塩 真司
(現)早稲田大学文学学術院
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大隅 香苗
浜松医科大学精神神経医学講座
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小塩 真司
(現)早稲田大学文学学術院:中部大学人文学部
-
大隅 香苗
浜松医科大学精神神経医学教室
-
小倉 正義
鳴門教育大学大学院学校教育研究科
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