光パケット・光パス統合ネットワークにおける自律分散型資源調整制御機能の実験的評価(ポストIPネットワーキング,新世代ネットワーク,ネットワークモデル,インターネットトラヒック,TCP/IP,マルチメディア通信,ネットワーク管理,リソース管理,プライベートネットワーク,NW安全性及び一般)
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概要
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本稿では,光パケット・光パス統合ネットワーク用に我々が開発した自律分散型資源調整制御機能について,NICTの光統合ノードプロトタイプを用いた実験ネットワークで動作実証実験を行ない,性能評価を行なったので,報告する.本機能を用いたシステムでは,光パスの設定または解放の度に,各ノードにおいて,自身の関連するパス入出力インターフェースの波長使用状態をチェックし,波長使用状態があらかじめ定められた条件を満たしたインターフェースに対して,自律的に光パケットと光パスの波長資源量の調整を行なう.実験の結果,パス資源の自動増加および自動減少を,各々,平均454msec,448msecで達成可能であることを示す.
- 2011-08-25
著者
-
和田 尚也
(独)情報通信研究機構
-
原井 洋明
(独)情報通信研究機構
-
原井 洋明
(独)情報通信研究機構新世代ネットワーク研究センター
-
古川 英昭
(独)情報通信研究機構
-
宮澤 高也
(独)情報通信研究機構新世代ネットワーク研究センター
-
古川 英昭
独立行政法人情報通信研究機構新世代ネットワーク研究センター
-
原井 洋明
電通大 大学院情報システム学研究科
-
宮澤 高也
独立行政法人情報通信研究機構光ネットワーク研究所
-
古川 英昭
(独)情報通信研究機構光ネットワーク研究所
-
宮澤 高也
(独)情報通信研究機構光ネットワーク研究所
-
古川 英昭
独情報通信研究機構光ネットワーク研究所
-
原井 洋明
独情報通信研究機構光ネットワーク研究所
-
宮澤 高也
(独)情報通信研究機構 光ネットワーク研究所
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