将来ネットワークにおけるマルチホームされたホストの名前解決に関する検討(新世代・次世代ネットワーク,ネットワークとシステムの仮想化,仮想化環境の管理・監視,オーバーレイ,IPv6ネットワーク,フォトニックネットワーク及び一般)

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概要

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インターネットに接続するほとんどのホストは、異なるネットワークに同時に接続できるよう複数のネットワークインタフェースを備えている。各インタフェースは、それが接続するエッジネットワークからロケータを得ている。相手ホストがマルチホームされている場合には複数のロケータを備えているので、同じくマルチホームされた送信元ホストは、遅延や通信スループットを最適にできる通信パスをデータが通るように、自身と相手の最も適切なロケータを選択すべきである。しかし、エッジネットワークと基幹ネットワークが、互いに異なったネットワーク層プロトコルやロケータ空間を用いると、送信元ホストが相手先のすべてのロケータを得ることができず、最適なパスをデータが通過しない可能性がある。本稿では、まず、オリジナルインターネットと将来ネットワークの異種通信環境を比較することで問題点を指摘する。その後、送信元ホストが相手先ホストの関連するロケータを取得する階層型の名前解決アーキテクチャを提案する。
2012-07-12

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