専門家の人物像を通じた技能伝承を支援する文書共有ならびに活用の研究

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概要

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本報告では、団塊の世代を中心とするハイスキル人材のスキルを活用すると共に、その技能を若い世代に継承するための文書管理のあり方について考察し提案する。個人のスキルを表現する文書としては、従来から履歴書が用いられているが、日本の履歴書は人材のスキルを的確に提示しているとは言えない。その問題を、ジョブカードのフォーマットを分析することにより明らかにする。次に個人のスキルを分かりやすく説明する手法として、エピソードを活用する方法を考え、そのデータモデルを提案する。さらにそのデータモデルを活用し、人材紹介と技能伝承を行うビジネスモデルを提案する。そのモデルにおいて、ハイスキル人材を顧客企業に紹介するためのコーディネータグループが存在し、エピソードを再構成して人材の紹介に貢献する。その活動においては、リベラルアーツが重要な役割を果たすことが述べられている。
2012-03-19

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