再正規化時にフラッシュが可能な高速算術符号の提案
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概要
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算術符号化では再正規化の時点で常にフラッシュを行うことができれば,領域の下位アドレスや再正規化後の領域幅を保持する必要がなくなり,算術符号の高速化,簡易化に有効であるがフラッシュ(符号確定)のたびに最大2ビットの冗長ビットが発生してしまう.そこでそれが全く生じないよう,後続のシンボルを組み合わせた情報源拡大に相当する有効領域の再分割を行う2値算術符号化を提案する.ただし,領域分割の制約に伴い出現確率と対応領域とのミスマッチが生じるため符号化効率の低下が生じ得る.本稿では,極めて短い符号レジスタ長での場合を例にとって提案方式の基本的な性能評価について報告する.
- 2011-07-26
著者
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