ビタビ復号による誤差拡散画像の多値化ロスレス圧縮(-エレクトログラフィー特別研究会-<特集>紙面とディスプレイ画面に関わる先端技術動向)
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概要
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ハーフトーン画像の圧縮符号化方式として、多情画像を伝送し、受信側でハーフトーン化を行うという処理に着目し、Viterbi復号の考えを利用して、与えられたハーフトーン画像を作成しうる、復元多値画像の中で情報量が最小の画像を求める提案を行った。その結果、2次元的な相関を取り入れた情報量評価をおこなうには、ブロックタイプの誤差拡散の導入が必要であること、復元画像を求めるために導入したエントロピー基準方式と予測誤差基準方式とでは、簡易な後者においても、低周波が支配的な画像では効果があること、復元多値画像はオリジナルの多値画像の情報量を30〜40%程度減少させうることが分かり、さらに高い解像度の画像では、復元4bit画像の情報量はハーフトーン化された1bit画像の情報量より小さくなりうることも分かった。
- 2007-02-15
著者
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