投影法・線形補間法の統一的解釈と統合アルゴリズムの提案
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概要
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投影法・線形補間法は画像の拡大縮小処理に伝統的に用いられてきた手法である. フィルタリングベースに考案される新手法との比較対象として引き合いに出される機会も多い. しかしながら, 両手法とも元来デジタル信号処理的に考案されたのではないため, 性能評価・比較を主観のみに頼ってきたのが現状である. 以上の背景の下, 本稿では, デジタルフィルタリングに基づく投影法・線形補間法の統一的実現, 両手法の主観のみによらない評価, 両手法の統合アルゴリズムの導出を試みる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
吉田 雅之
三菱電機(株)情報技術総合研究所
-
小野 文孝
三菱電機株式会社開発本部通信研究部
-
渥美 栄司
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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渥美 栄司
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
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吉田 雅之
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
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小野 文孝
東京工芸大学工学部
-
小野 文孝
三菱電機株式会社 パーソナル情報機器開発研究所
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