2値情報源の適応エントロピ符号化における出現確率推定方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報源符号化において、一般に情報源の性質が事前に判明している時は静的符号化により符号化を行えばよいが、未知の情報源や時間的(空間的)に性質が変化する情報源に対しては信号の性質に応じて適応符号化が必要になる。適応符号化の手法としては、各シンボルの出現数の比率から確率推定を行うシンボルカウント方式が最も効率がよいと考えられるが、より実現の簡易な状態遷移方式も検討されている。本報告では、確率推定方式として知られるシンボルカウント方式と状態遷移方式について、それぞれのパラメータを明確化するとともに、接続されるエントロピ符号化方式と独立に両方式の性能比較を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-21
著者
-
吉田 雅之
三菱電機(株)情報技術総合研究所
-
上野 幾朗
三菱電機(株)情報技術総合研究所
-
木村 智広
三菱電機(株)情報技術総合研究所
-
木村 智広
三菱電機(株)パーソナル情報機器開発研究所
-
小野 文孝
三菱電機(株)情報技術総合研究所
-
柳谷 太一
三菱電機(株) 情報技術総合研究所
-
小野 文孝
東京工芸大学工学部
-
上野 幾朗
東京工芸大学大学院工学研究科
関連論文
- D-11-25 JPEG XRによる静止画像符号化のレート制御方式の検討(D-11.画像工学,一般セッション)
- バッファを破綻させないMPEG-2ビデオストリームへの電子透かし埋込み制御方法
- D-11-4 空間・周波数領域タイリングSPIHT符号化の比較
- パレット画像のマルコフモデル算術符号化に関する検討
- A-6-4 JPEG2000 におけるタイル境界部の不連続性抑制方法
- D-11-65 線形補間法におけるジャギー低減処理
- D-11-120 画像拡大処理におけるジャギー低減方法
- 誤差拡散法における背景領域のノイズ除去
- JPEG符号化式を用いた符号量一定制御方式
- ソフトコピ-表示における2値画像の多値化縮小処理 (特集 ディジタルイメ-ジング技術)
- 2値画像の多値化プログレッシブ伝送に関する情報量
- 平均誤差最小法による疑似中間調画像の情報量
- LJ-005 MPEG画像の真正性を証明する電子透かしの方法(J. グラフィクス・画像)
- A-6-8 算術符号器MQ-coder符号系列への付加情報埋込み方法(A-6.情報理論,一般講演)
- MQ-Coderにおける最悪符号長の検討
- MELCODE型領域割当てを用いた2値算術符号の性能検討
- 投影法・線形補間法の統一的解釈と統合アルゴリズムの提案
- 2値情報源の適応エントロピ符号化における出現確率推定方式
- 投影法・線形補間法の統一的解釈とその統合インプリメンテ-ション
- JPEG2000の動向
- JBIG文書画像蓄積/FAXサーバ
- セキュア映像蓄積・検証システム (特集 物理セキュリティ)
- MPS計数法による2値情報源の状態遷移型確率推定方式(情報論的学習理論論文小特集)
- 多値ロスレス符号化技術と国際標準
- 再正規化時にフラッシュが可能な高速算術符号の提案
- 2.静止画符号化の標準化動向
- 静止画符号化の標準化動向
- 1.カラーファクシミリの標準化(1) : JPEG符号化を適用したファクシミリの第1段階のカラー拡張
- 算術符号化における符号長ロスを減少させたけた上り制御方式
- 国際標準算術符号における最悪符号長の検討
- JPEG2000の最新動向
- 状態遷移・ベイズ推定切替型確率推定とその画像符号化への適用(情報論的学習理論論文小特集)
- 静止画像国際標準符号化(JPEG)
- 多値ロスレス符号化標準と当社技術の採用 (特集 ディジタルイメ-ジング技術)
- 再正規化時にフラッシュが可能な高速算術符号の提案
- 状態遷移テーブル参照形式による高速算術符号の検討
- 静止画符号化の新国際標準方式(JPEG2000の概要)