表面筋電図と膝関節角度を用いるスキー運動時のパフォーマンス評価とコーチングシステムの開発

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概要

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自然環境下におけるダイナミックな運動では様々な条件がパフォーマンスに影響を及ぼす.スキー運動では高速環境に加えてそれに伴う加重に耐えうる筋力や雪面コンディションの変化によって,常にスキーコントロールを補正しなければならない.また,経験から得られる技術的側面など客観的には評価が難しい場面の多いスポーツでもある.特にターン動作における加重・抜重などスキーの基本運動であり,重要な局面となる技術には熟練度を必要とする.運動技術を高めると共に,身体に無駄な負担をかけない運動は日頃のトレーニングによってなし得る.ここでは,安全に修練するために,スキー技術レべルの違う被験者を対象にして,運動時の筋疲労を指標として評価するコーチング環境の整備に取り組んだ.表面筋電図とフレキシブルゴニオメータを用いて,ターン区間と運動時の筋活動パターンを求めることで,リズム,タイミング,バランスを客観的に評価することを試みた.
2010-12-12

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