物体形状に対応する手の把持姿勢の生成手法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
人間の手は高い自由度を持ち,対象物体の形状や作業目的に応じて,様々な把持姿勢をとることができる.しかし,計算機上で手の動作を自動的に生成する際には,その高い自由度を制御することが困難となる.手の自由度をPCAなどを用いて低次元化して制御する手法が提案されているが,人間の多様な把持姿勢を一括して低次元化すると,再現できない姿勢が生じてしまう.そこで,人間の把持は安定性を重視した握力把持,操作性を重視した精密把持,その中間の中間把持などに分類することができることから,これらの把持分類毎に,手と物体の接触の関係性を解析し、物体の表面形状から把持姿勢を自動生成する手法を提案する.
- 2011-03-02
著者
関連論文
- 筋肉モデルを用いた把持安定性の評価(インタラクション,議題 : ビジョンとグラフィクスの融合およびCG一般)
- D-12-126 把持分類に基づいた手の姿勢の自動生成(D-12.パターン認識・メディア理解B(コンピュータビジョンとコンピュータグラフィックス),一般セッション)
- モーションデータからの手首周辺の筋骨格モデル推定(テーマ関連セッション,手,顔,身体表現の認識,理解)
- モーションデータからの手首周辺の筋骨格モデル推定(テーマ関連セッション,手,顔,身体表現の認識,理解)
- モーションデータからの手首周辺の筋骨格モデル推定(テーマセッション2)
- ペインティングシステムのための三次元筆モデル : しなり、乱れへの改良
- 連続フレーム画像を用いた反射パラメータの推定法
- 連続フレーム画像を用いた反射成分の分離法
- 筋肉モデルを用いた把持安定性の評価(テーマセッション「手」(1),「手」,「感性情報処理」及びヒューマン情報処理一般)
- D-12-119 物体中の各部分に関する日本語表現と3Dモデルとの対応(D-12.パターン認識・メディア理解,一般講演)
- D-7-10 任意の把持姿勢における把持力の計算及び把持力の評価(D-7.MEとバイオサイバネティックスA(バイオサイバネティックス),一般講演)
- D-2-8 多様な物体形状に対する把持姿勢の決定(D-2. ニューロコンピューティング, 情報・システム1)
- D-12-155 仮想世界における自律的エージェントのための物体形状からの把持位置の検出(D-12. パターン認識・メディア理解B)
- Non-Photorealistic Rendering (特集 CG30年の歩み、そして未来へ) -- (CG技術史)
- 異なる二つのイラスト間の補間によるアニメーション
- 面光源照射におけるソフトシャドウのリアルタイム生成に関する研究
- ツヤを用いた多変数データの可視化に関する研究
- 物体形状に対応する手の把持姿勢の生成手法
- 細く滑らかな曲線描画の為のフットプリントの形状と軌跡のサンプリングポイントの比較と実装
- CGにおける物体の把持後操作の自動生成に関する研究
- 物体を把持する上肢の姿勢生成手法