板の振動のモード解析と生成音場シミュレーション : 自由音場と矩形室内音場に関して
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概要
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分布振動モード形スピーカ(Distributed Mode Loudspeaker:DML)の放射特性には拡散的な性質があると主張されているが,シミュレーションによる検討は十分にはなされてこなかった.本研究では,DMLを板の曲げ振動により音放射する発音体としてとらえ,有限要素法を用いた板の振動解析と,放射音場のシミュレーションからその放射特性を観察した.周波数応答および指向特性に関して,DMLが一体振動する板に対して持つ,特有の性質を説明できた.また,室のモードの励起のし方に違いが生じることも確認できた.
- 2010-11-11
著者
-
尾本 章
九州大学芸術工学研究院
-
河原 一彦
九州大学大学院芸術工学研究院
-
尾本 章
九州大学大学院
-
佐藤 慎也
九州大学芸術工学部:日東紡音響エンジニアリング(株)
-
園木 朗弘
九州大学大学院芸術工学府
-
尾本 章
九州大学 芸術工学研究院
-
尾本 章
九州大学芸術工学研究院:オンフューチャー株式会社
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