分布振動モード形スピーカの音響インテンシティ測定
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概要
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分布振動モード形スピーカは,音の放射のために振動板の曲げ波を利用している.そのため,放射特性は従来のコーンスピーカとは大きく異なると言われている.本研究では,分布振動モード形スピーカが生成する音揚を知るために,自由音場で近距離音揚の音響インテンシティ測定し,従来形の動電形コーンスピーカとの比較を行なった.その結果,分布振動モード形スピーカでは,低い周波数帯域において平均音響インテンシティ分布が従来形のスピーカとは異なり,干渉音場と考えられるような分布となることなどが分かった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-11-20
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