直接体験が中学生の学習意欲に与える影響
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概要
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本研究は,幼少期で行なった直接体験と中学校理科の授業で行なう直接体験が,それぞれ中学生の理科における内発的学習意欲に影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的としたものである。さらに,中学校理科の授業で行なう直接体験が有効であるならば,どのような場面で直接体験を行なうとより内発的学習意欲を高めるのかを明らかにすることをその次の目的とした。質問紙調査と行動観察調査の結果,幼少期で行なった直接体験と中学校理科の授業に行なう直接体験の両方とも内発的学習意欲を高めるということが明らかになった。また,直接体験の場面を学習の導入として行なう場合と学習の確かめとして行なう場合を比較した結果,女子は,学習の確かめとして直接体験をした場合の方が,学習の導入として直接俐験をした場合に比べ積極的な行動をすることが明らかになった。
- 日本教科教育学会の論文
- 2008-12-25
著者
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