モーションキャプチャによる表情の時系列変化の定量的分析(コミュニケーション支援,一般)
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概要
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本研究は,ステレオカメラシステムと一般化プロクラステス分析(GPA)を用いて,動画で撮影された表情を解析する手法の構築を試みた.表情の撮影には2名の大学生が参加した.実験に先立ち実験参加者の顔には19点の特徴点座標がマーキングされた.それぞれの実験参加者が2名の対戦相手とカードゲームを行っている際の表情を2台のビデオカメラで撮影し,各特徴点の3次元座標を三角測量により再構築した.この3次元座標を整列するためGPAを各実験参加者それぞれについて行い,さらに主成分分析を行った.その結果,第1主成分はどちらの実験参加者でも口を開く動作に関係しており,第1主成分は笑いと関係があったといえる.この第1主成分得点の時系列変化をもとに,笑いの表出過程を検討した.
- 2010-05-06
著者
-
小森 政嗣
大阪電気通信大学 情報通信工学部
-
小森 政嗣
大阪電気通信大学
-
長岡 千賀
京都大学こころの未来研究センター
-
長岡 千賀
京都大学大学院教育学研究科
-
福井 正昇
大阪電気通信大学大学院工学研究科
-
小森 政嗣
大阪電気通信大学情報通信工学部
-
長岡 千賀
京都大学こころの未来研究センター:日本学術振興会
-
小森 政詞
大阪電気通信大学情報通信工学部
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